− ホワイトニングQ&A −




Q.1度でどのくらい白くなりますか?


A.
個人差がありますが歯の色を決めるシェードで1段階から2段階のアップが平均的に望めます。






Q.市販のハミガキ粉で歯を白くすることはできないの?


A.
皆さんも経験があるように薬局等で市販されている歯磨き粉ではほとんど白くならないのが実際です。またタバコを吸う方のヤニがとれるような歯磨き粉は研磨剤が多く配合されていて、逆に歯を傷つけるので慎重に使うべきです。
ホワイトニングのメインテナンスに効果のある酵素の入った歯磨き粉はいくつかあります。
また欧米では歯磨きに過酸化水素(3%)を配合したホワイトニング効果のある歯磨き粉もでているので歯科医院に相談してみて下さい。






Q.ホワイトニングは歯にダメージがないの?


A.
ホワイトニングの安全性は、様々な大学や研究機関の発表により、「歯にダメージを与えない方法」として確立されています。ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」、または「過酸化尿素」であり、米国食品医薬品局(FDA)でも成分の安全性を保障しています。しかしながらこれは人体に対する影響で歯単独で考えるとおそらく薬品です。
以上少なからずダメージがあることも予想されるが、日本においても過酸化尿素のホワイトニング剤は厚生省が認可を出していることから問題ないことがわかります。
また、唾液に含まれるフッ素等の成分によって再石灰化等による回復が期待できます。






Q.ホワイトニングは痛くないの?


A.
基本的には痛みはありません。ただし、歯に亀裂や破折、知覚過敏などがある場合を除いてです。人によっては知覚過敏がでる場合がありますが、ほとんどの場合、数分〜数時間でおさまります。その場合は知覚過敏抑制剤や知覚過敏を防ぐフッ素が多量に入ったホワイトニング剤を使用することや、毎日やるのではなく日をあけてホワイトニングすることをおすすめします。」






Q.折角ホワイトニングで白くしたのに、数ヶ月で色が後戻りする。どうして?


A.
ホワイトニング後も日常生活の中で、タバコ・お茶・コーヒー・醤油など着色性の強いものを摂取することで、徐々にエナメル質に有機着色物として沈殿していき、歯の色を黄色っぽく見せます。マスキングされたエナメル小柱も唾液による再石灰化で元にもどってしまうからです。ホワイトニングは一生ものではないので定期的なタッチアップをおすすめします。しかしながらこのことからもホワイトニングの安全なことがわかるとおもいます。






Q.ホワイトニング後の飲食に気をつける必要はある?


A.
基本的に色素の強い嗜好品はさけてほうがいいとおもいます。
またホワイトニング直後は余計に色素の強いものの摂取を控えたほうが効果が上がると思います。






Q.ホワイトニングをした歯は、永久に白さを保つことができるのでしょうか?


A.
ホワイトニングの効果は永久ではなく、半年〜1年かけて少しずつ歯の色が元の状態に戻っていきます。歯の色の戻り具合は、歯の質、食習慣、しっかり歯みがきをしているかどうか、歯科医院でメインテナンスをおこなっているかどうかによって左右されます。






Q.オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは、どちらがおすすめですか?


A.
どちらでも白くなりますが患者さん自身のライフスタイルにあった治療をおこなえばいいとおもいます。しかし一般的にはホ−ムホワイトニングのほうが白さがぬけてるといわれていますが個人差があります。






Q.ホームホワイトニングの使用方法は難しいのでしょうか?


A.専用のトレーに薬剤を入れて歯につけるだけですので、極めて簡単です。






Q.クリーニングは健康保険が適応になりますか?どのくらいの回数がかかりますか?


A.
保険適用で行なう歯科医院もあれば自由診療で行なう病院もあります。
回数は一回で行なうこともあれば数回に分けることもあります。
歯肉縁上の着色を取るだけでしたら一回で終りますが、歯肉縁下の歯石等をとる場合は数回に分けることが一般的です。費用もかわってきます。






Q. 家で長時間するのは面倒くさい!1回で終わらないの?


A.この場合はオフィスホワイトニングになります。一回でも効果がありますが、数回繰り返し行なうほうが確実です。






Q.フッ素ホワイトニングってなに?


A.
FAPといい、クリ−ニングした歯の表面に過酸化水素、アパアイト、フッソ、酸からなる薬剤を調合したペ−ストを塗り15分待ちます。それを一回の来院で2ク−ル行い、個人差歯あるが5回の通院が基本です。歯にたいするダメージが一番少ない方法だとおもいます。白さに関しては賛否両論あるところです。






Q.虫歯や差し歯だけど、ホワイトニングで白くできるの?


A.虫歯の方はその治療が終わってからホワイトニングをすることをおすすめします。差し歯は、残念ながら変化しません。ティースクリーニングで表面の汚れを取ることはできますが、白い歯を望むのであれば作り直していただくしかありません。






Q.ホワイトニングができない年齢とか条件などはありますか?


A.特に年齢制限はありませんが基本的には18歳以上の成人の方にホワイトニングをおすすめします。18歳以下の方はまだ歯の成長過程にあるため、安全性が確立されていないからです。また、妊娠中あるいは授乳中の女性に対しても同様です。






Q.神経の無い歯も、ホワイトニングで白く出来るの?


A.
ウォーキングブリーチと言い、根の治療に使ったアクセスホールを使用しその穴に過ホウ酸化ナトリウムを入れることにより白くする方法がありますが、さらに白い歯というより元の歯の色に戻すといったほう適切かと思います。





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